2017年4月30日日曜日

面戸板作成

屋根の断熱のためにグラスウールを垂木間に埋めて天井板を貼る予定ですが、野地板と断熱材の間の空気の換気が必要とのことなので面戸板に換気のための穴をあけることにしました。ますは45Φの穴を二つ開けて、以前自宅の網戸の修理に使った樹脂製の防虫網を裏からタッカーで留めてみました。
”二つ目”の面戸板君

なんとなく頼りのない防虫網でさらに二つの穴では小さいか・・、さらには面戸板を留めたときの垂木の隙間をどうするか悩んでいましたが、午後から応援に来てくれたS氏に「換気孔小さい!」、「防虫網弱い、鳥が破く!」、「隙間を後で埋めるなどもっての他!、面戸板を屋根勾配に合わせてカット」と指摘を受けすべての悩みが解消・・・。
三つ目で頭をカットされた面戸板

S氏が冶具を作成して、片っ端から3寸勾配に合わせて面戸板の頭を丸鋸でカットしてくれました。穴はもう一つ追加して3個にしました。防虫網はステンレス製の金網を調達して貼る予定です。

穴開けに使用したドリル、ホールソーは30mmまでの深さのものが無かったのでボアビットと呼ばれる穴開け用のドリルビットを使用しました。このビットでは45Φの穴を削りながら開けるので、使用したドリルでは力不足で36枚の面戸板の穴開けにかなり時間を費やしました。ドリルビットもだんだん切れなくなり摩擦熱で煙が出るようになりました(-_-;)。見かねたS氏がドリルで45Φの穴のサイズの内側に予備穴を4か所開けて負荷を軽減してくれました。おかげでかなりスピードアップできました。

試しにはめ込んだ面戸板・・固定はネジ斜め打ちとボンドの予定

垂木との隙間も解消です

薪集めで知り合いになった蕎麦屋さんのF氏が先日初めて現場に立ち寄り、単管足場の様子をみて、足場板が不足しているようだからと言ってF氏所有の脚立と足場板を貸してくれました。F氏は以前塗装業を経営されていたとのことで、昔の道具がまだ少し残っていてそれを貸してくれました。早速足場板を乗せ、面戸板の取り付け作業に備えました。
借用した足場板と脚立


2017年4月29日土曜日

面戸板

先日玄関ドアーの枠づくりをほぼ終えた頃に様子を見に来たS氏に直角はでているのかと指摘され、曲尺を当てたところ合わない!即やり直しとなりました(-_-;)
枠用に使用した45mmの間柱用の材がすこし反り返っていることもあり交換となってしまいました。写真は室内側から見た玄関入口の枠の様子。補強材をよこから取りつけましたが本当は柱を付けたほうが安心できます・・・

玄関ドアー枠 少し広めで1mほどあります

次の工程で土台水切りを取りつけようと先に入荷していた水切り金物を確認したところサイズが合わないという事が判明しました。慌てサイズの違うものがあるのか確認しありそうなので注文しました。基礎の厚み(幅)が150mmと大きいことが原因です。

土台水切り作業は先送りとなったので、面戸板の取りつけを行うことにしました。小屋の屋根の軒裏は「軒天」を貼らずそのままの表しとなるので垂木の先端は開放になっています。そこから鳥などが入り込むのを防ぐため塞ぐ必要があります。
間柱の材料を使用して垂木間ピッチで約410mmの長さの板を36枚作成しました。写真は試しに垂木の間に挟みこんだ面戸板の様子です。これを上下で各16か所塞ぐ必要があります。

写真は屋根北側(下側)で室内側から撮影

面戸板の上部は傾斜をつけてカットしていないので、厚みにより垂木取りつけ部分に隙間ができて、このすきまに蜂が入り込んで巣を作りそうです・・・。屋根勾配に合わせて面戸板の上部をカットするか、それとも何か別のもので埋めるか・・まだ思案中です。

垂木と面戸板の間のすきま

屋根断熱方式なので、空気の流れも考慮する必要がありそうで、ネット記事を参考にして面戸板に換気用の穴を開けるつもりです。(防虫網を穴にはりつける)

小屋を建てるために邪魔になり、切ってしまったつつじの枝が一部残っておりそれが咲いていました。

2017年4月26日水曜日

窓台取りつけ(継続)

ロフトの南面(前面)の窓台を取りつけました(日曜日にS氏の応援をもらい)。東と西に取りつけた窓台の大きさと同じサイズです。当初予定より大きくなりました。下が固定で上が開けられる上げ下げ窓を検討しています。
ロフト南面に作成した窓台(3か所)

明り取り用として検討していた西側の三角窓は結局製作が容易であろう普通の四角形の窓(はめ殺し)にしました。
西側吹き抜け部分の窓台

薪ストーブの煙突は屋根出し設置は費用や手間が掛かるため、壁出し設置にしました。Φ150の二重煙突が使えるようΦ200の穴径のメガネ石を壁に取り付けるための枠も作成しました。
メガネ石固定用の枠460×460

必要な”枠”つくりも8割くらい終わりました。”中身”(窓)はまだまだ先の見込みです(-_-;)。

下の写真は先日の日曜日に撮影したものですが、今年は本当にこの林の中の山桜が沢山咲いてきれいでした。
小屋の前のものよりは色鮮やか


2017年4月21日金曜日

ロフト窓取りつけ

本日材木やさんから床板が届いてしまいました。どんどん資材が入って山になる一方で作業はまだ窓台部分の作業で”山”が減りません(-_-;)。

北面の窓台作成(ブルーシートは風で剥がれてたまま)

午後からはY氏、K氏が様子を見に来訪、K氏にロフト部分の西側の窓取りつけを手伝ってもらいました。先日の作業から柱が完全に垂直ではないので”現物合わせ”で取りつけです。
西側に取りつけられた窓の様子

外から見た様子(西側)
東西面でもう少し明り取りの窓を入れるかどうかまだ思案中です・・・・
夕方はS氏ご夫妻も様子見に来訪されました。

2017年4月20日木曜日

またもや強風

今週は強風が吹き荒れ、小屋づくりをしている林に向かう道路では枯れた松の大木が折れて倒れたり、また根元から倒れて道路を半ば塞ぐような状態のところもありました。薪割り基地でも野積みにしてある三か所のトタンの”屋根”(重しを乗せてトタンを被せてある)の一部が吹き飛ばされていました。
重量ブロックを乗せてあるのですがブロックもろとも吹き飛ばされています。

小屋の方も心配しましたが、こちらは風よけに張りつけたブルーシートの一部がはがれたくらいで他は無事でした。
タッカーで留めたところが剥がれています。板を使って釘で留めたところは強風に耐えています。

ふと上を見ると小屋の前の山桜の木(高さ10m以上ありそう)に花がついているのに気付きました。今年は暖かい日が続いたので山桜も例年よりは早いのかもしれません。
小屋の屋根の上から撮影、白くて小さな花びらです。

午後からS氏が久しぶりで助っ人に来てくれました。S氏は10年以上前にログハウスをセルフビルドで建てたのですが、窓が2個余っているという事で今回ありがたく頂戴しました。
1階の窓台はまだ継続作業中ですが、先にロフト部分にその窓を取りつけてみようという事で午後はロフト部分の東西に取りつけ予定の窓取りつけを行いました。

窓台を作り仮の乗せてみると”大問題”発見です。柱が垂直ではない!!

窓の上の方と柱に隙間があります。窓は正しく垂直が出ているので、柱が南面(建物前面)に少し傾いている!

強風で家が傾いた?と大騒ぎです・・・・慌ててロフト部分のほかの柱(束)の垂直度をレーザー墨出し器で調べると、東面と次の柱の2か所の傾きが確認されましたが他はほぼ垂直でしたので一安心。思い返せば1階部分では「下げ振り」を使用して垂直確認後、何か所かを「仮筋かい」で固定していましたがロフトではその作業の記憶がありません((-_-;)。垂木を取りつけるときに少し傾いてしまったと思われます。もはやどうにもなりません・・。次の工程、外壁取りつけ時まで”問題先送り”で窓を取りつけました。

窓はウインドキャッチャーとも呼ばれる押し出して開くタイプです。室内側に網戸がついています。その昔はるばるフィンランドからやってきた窓です。ロフトの東西にそれぞれ取りつけ、風通しが良くなることを期待しています。
とりあえず本日は冷や汗をたくさんかきながら終了。




2017年4月15日土曜日

窓台作成

屋根の次は外壁の取りつけ作業を予定していますが、窓と玄関ドアーを取りつけるための造作がまだ終了しておらず本日から窓を取りつける「窓台」と「まぐさ」を取りつける作業を開始しました。窓台は窓を取りつける下の構造(横材)でまぐさは上の構造(横材)
南面の窓の取りつけ部分、上げ下げ窓の予定


窓台はコースレッドで固定、窓を取りつけるためビスの頭が出ないようにドリルで前作業後ねじ止め


まぐさ部分も同様下からビス止め


カラスが入らないようにひもを掛けてあります。

2017年4月13日木曜日

屋根完了

作年の暮れから始めた小屋つくりですが、もう春で里の桜も満開で田んぼの畔の芝桜もきれいに咲いています。途中の経路で写真を撮りました。

小屋つくりをしている林の中にも、名前はわからないのですが小さな花が小枝についています。

昨日入荷した屋根の部品を加工して取りつけ、ケラバ包みの金物を釘留めしました。その後最終のシーリングや四隅に小さなカバーを取りつけ完了です。

小屋つくりも次の工程に移ります

2017年4月12日水曜日

外壁および内装材入荷

本日床材を除いた資材が届きました。床材はまだ選定中です。先週長さが不足し完了しなかった屋根の役物の「ケラバ包み」も一本届き今週は屋根100%完了の予定です。

ロフト部分に使う壁用の材料の針葉樹合板で「PTベース」と呼ばれているもので、おもて面はパテなどで節穴が埋められています。無塗装でと考えていましたが、期待したほど奇麗ではなくやはり塗装は必要のようです。下はラスボード(石膏ボード)で北面の壁は漆喰を塗ろうかと考えています。

左上が外壁用の杉下見板、その下が壁用の杉羽目板で右の白いカバーで包まれているのがが天井用のパイン材です。外壁はオスモカラーのウッドステインでローズウッドの塗装を考えています。


最近暖かくなり、カラスたちも活発になりまた悪戯が増えてきて困っています。段ボールや袋をつついたり、ごみを散乱させます。後片付けや掃除に手間が取られ全く腹立たしい限りですが、彼らは知らん顔して「カァーカァー」とうるさく飛び回っています。
薪用に伐採した木の枝を積み重ねてあるのですがその枝をふと見ると屋根材の端材の裏の断熱材を枝の皮の破れ目に詰めてありました。カラスのわるさだと思います…何かのお呪いか?

黄色に見えるものが断熱材(発砲スチロールのくず)です

内装用の資材を一旦小屋の中にしまい、カラスの悪さや雨に濡れないようにシートで覆って本日の作業は終了でした。

2017年4月6日木曜日

屋根葺き六日目

いよいよ最終段の作業です。プロなら一日といわれた作業ですが人数にもよるとは思いますが六日間掛かってようやく最終に近づきました。今までは屋根材の端を加工してケラバ部に釘留めしていましたが最終段は左右の端(ケラバ)に加えて長手方向も加工を行い桟に釘留め必要です。
最終段の屋根材、余分な部分を切り取ります

次に丸鋸で必要な幅になるよう切り取ります

桟に釘留めするために折り曲げます

午後からは、K氏が応援に来てくれました。
最後の役物であるケラバ包みという金物を取りつけているK氏

今日で完了にしたかったのですが、作業を進めるうちに頂上部に使う「ケラバ包み」が微妙に長さが足りないことに気付きました。30cmほど・・・早速建材屋さんに電話で注文、100%の完了は来週となります。
21段の屋根材葺き完了


2017年4月5日水曜日

屋根葺き五日目

屋根葺き再開です。今日は晴れて温度も高く、汗ばむほどの陽気でした。いよいよ最終段に近づいてきたので、まずは頂上の軒部分の桟木にルーフィングシートを巻き、さらにメーカの資料に従い、「捨て谷」という役物も取りつけました。その後黙々と本日は一人で屋根を葺きなんとか最後の一段前まで終えました。

20段まで完了
残すはあと一段




2017年4月2日日曜日

屋根葺き四日目

午前中はまだ手付かずの屋根の頂上部分の桟木の取りつけとケラバ部の「捨て谷」と呼ばれる役物金具を全て取りつけました。後は屋根を葺くだけです。

最後の段の屋根材を釘で留めるための桟木を取りつけました。

午後からはT氏、S氏が助っ人に来てくれました。お陰で15段目まで葺くことができました。残り6段の予定です。
屋根材を垂木の位置でくぎ止め作業中のT氏

S氏が屋根材を必要な長さに丸鋸でカットしてます

夕方には別の仕事を終えたK氏が来訪

ようやく三分の二ほど完了しました。明日、明後日は都合により屋根葺き作業はお休みです。もう少し時間が掛かりそうです。


2017年4月1日土曜日

屋根葺き三日目

本日は午前中一瞬雨がぱらつきましたがその後は晴れていたので昨日の継続で屋根葺き作業ができました。午後からはK氏が応援してくれ、屋根上での作業と地上での材料カット・加工の作業分担ができたので助かりました。本日は昨日より5段増えて9段目まで終了しました。まだ半分には達していません。残り12段です・・。

本日は9段目まで完了・・靴跡がついています・・

後ろから撮影 

明日も晴れれば継続屋根葺きです。