2022年3月27日日曜日

ベンチ脚取付

 ベンチの脚の取付作業を開始。ホームセンターで24φの丸棒を購入しダボにして取付けます。手持ちの小型ボール盤で穴を開けようと考えましたが脚の高さに対してボール盤の高さ(コラムの長さ)が足りません。コラムの径は単管のサイズに近いので単管同士を接続する金具を差し込んでコラムを”延長”しました。

単管接続用金具を組み合わせコラムを延長

24φのドリルで穴開け

脚は桜材です。24φもある穴を開けるのは手持ちのボール盤では力不足で、低速で少しずつゆっくり加工しましたが何度かモータがロックして大変でした。何とか50㎜程の深さの穴を開けました。
ほぼ垂直に穴開けできました

ベンチの天板の方は電動ドリルでトライしましたが、こちらもドリルのトルク不足で途中で噛んでしまいます。ドリルビットは諦めて25φのフォスナービットで50㎜程彫りこみました。50㎜も彫り込むのは時間がかかります(-_-;)

脚に取り付けた24φの”ダボ”とベンチ天板の穴加工

穴径が1㎜程広くなりますが、ピッタリと中心が合っていないので脚を挿入したとき丁度良い具合に力が加わり固定ができました(簡単には抜けません)。

”ピッタリ”固定できました

室内に仮置き 重いです(-_-;)

かどをのこぎりで落としました

表面をもう少しサンダーで滑らかにしてから塗装を行う予定です。




2022年3月24日木曜日

オープンリールテープデッキ修理

オープンリールテープデッキ AKAI-GX 650Dの修理に挑戦。
同級生のN君所有のものですがテープ巻き戻しができなくなり修理して欲しいと頼まれました。200Km 程離れたところに住んでいますがコロナ禍でなかなこちらに来れず2年越しの来訪です。直せる保証はありませんでしたがおおよそ10年ぶりの友との再会です。

小屋に到着後早速動作状況を確認。重量は26Kgほどあり重い・・床に置いてテープをセットし通電し動作確認。再生や早送り機能は問題ありませんが、巻き戻しは全く動作しません。10号リールはさすがに迫力満点です。

床に置いたGX-650D
事前にネットの海外サイトからサービスマニュアルをダウンロードしておきました。そのマニュアルに従いとりあえず木製の外側ケース及び前面パネルを取り外し中を確認することにしました。
裏面6か所(ゴム脚4か所を含め)、底面4か所のネジの取り外し

前面パネル2か所も取り外します
独立駆動(モータ)なので意外と機構はシンプルです

VUメータの周りを包んでいるウレタン製のパッキンはダイヤトーンのスピーカエッジと同じように劣化してボロボロでした。特に機能には関係ないのですべて取り除いて綺麗にしました。

劣化してボロボロのスポンジ状パッキン

木製ケースからフレームを取り出し中を点検しました。特に異常(熱損傷や破損)箇所は見当たりません。

裏面からの様子、真ん中のファンが付いたモーターはACサーボモータ
定速再生時のキャプスタンモーター

回路図もマニュアルに付いていたので確認するとリール巻き戻しや早送りなどの動作を駆動する機構は送り側と戻り側とそれぞれ独立でACモーターで駆動されています。モータの駆動は操作ボタンからの信号をトランジスが受けリレーを制御しAC電源を供給することで動作開始し、停止ボタンもしくはテープエンド(テンションをマイクロスイッチで検出している)によりオフとなります。モータへ供給するAC電源ラインにはそれぞれヒューズが入っているのでまずはヒューズの確認を進めます。

上からフレームを見た様子、赤丸部分がヒューズ取付部

ヒューズが装着してある箇所は容易に確認できる場所ではなく、上記写真の赤丸部分2個所でしかもヒューズ取付端子は装置内部方向に向いています。さらにモータが邪魔して手が簡単には入りませんし、ヒューズの様子を見ることも困難です。(保守性??)
テスターを使用して導通チェックを行ったところ7本のうち1本の導通がありません(断線)。
道具を使って管ヒューズを取り外し目視すると間違いなく溶断していました。定格200V1.5Aの管ヒューズで生憎手持ちがないので近くの家電量販店まで出かけて入手。
ヒューズ交換後、リールをセットして動作確認。正常に巻き戻しができるようになりました。幸いなことにヒューズ交換のみで動作復帰です。


清掃を行い、すべて元に戻して再生し動作確認。出力レベルコントロールのボリュームは「ガリ」が発生、入力切替ロータリースイッチ部も一部接触不良が確認されました。とりあえず今後使用頻度を上げ、摺動を繰り返すことでの回復期待です。再生スピードも若干気になりましたがこちらは確認ツールがないので今回はそのままで様子見です。ヒューズ溶断の原因は不明ですが、シンプルな回路なのでモータの過負荷あるい過渡応答によるヒューズ劣化などが考えられます。

懐かしい音楽と思い出話でその晩は二人で深夜まで酒が進みました。









 

2022年3月13日日曜日

ベンチ 脚の製作

桜の材料で厚さ110㎜くらいのものが有ったので、ベンチの脚にすることにしました。電気鉋で表面をある程度綺麗に均した後、丸鋸でベンチの座面が400㎜くらいの高さになるように脚の寸法を決めカットしました。

厚みがあるので丸鋸で一回で切断できず
手鋸で切断、直角・平行がなかなか出ません(-_-;)

ベンチ裏側の取付位置を鉋で調整
こちらもなかなか平らにはなりません(-_-;)

デッキの上に仮にセットしてみました。とりあえず安定しています。

当初ホゾ加工をして足を取付ようと考え、ホゾの製作を開始したのですが、丸鋸の刃の高さを間違えてホゾが無くなってしまいました( ;∀;)。もう一度材料から脚の加工をするのも大変なのでダボ継にしようと考えています。S氏から20~30φの木の丸棒をダボとして使用したらどうかとアドバイスを頂いたのでホームセンターで購入し実施してみようと考えています。


2022年3月6日日曜日

テーブル製作準備

ベンチ用の板材に続いてテーブル板に着手しました。チェーンソーで 挽いたもので、大木でもないので二枚くらいをつないで使用する予定です。割れたり、反り返ったりしたものの中から使えそうなものを選び、厚さもほぼ同じになるように裏・表鉋がけしました。


端に割れがありますが、比較的幅広の二枚

夫々の片側の”耳”を取ってつなぎ合わせようと思います。厚みは40mmほどあります。

ガイドを固定して端ギリギリをカットします。

楢の木で堅木なので丸鋸で裂くのもかなり大変です。

シロタ部分には何か所か虫食いがあります・・(黒く写っているスジ部分)

もう一枚は節が何か所かありチップソーが悲鳴を上げ
どうしても外側に逃げてしまいました。黒い部分はヤケです

並べて見ました

手押しのちゃちな丸鋸でチップソーも少しくたびれているためか切断面が真直ぐなきれいな面にはならず、さらに節のため一枚は終端が少し外に飛び出している箇所があり”ピッタリ”とはいきません(-_-;)。多少の隙間も”味”で良しとします。
サイズは幅が約600mmで長さが1600㎜程とれそうです。幅が少し狭いようにも思います。必要なら真ん中にもう一枚挟んでも良いかと思います。 材料は重いので一人作業は大変です。
”穴埋め”用におがくずを採取・保管