2025年4月13日日曜日

キッチン用キャビネットの製作

 小屋づくりで使用し、余っていた材料を利用してキッチンカウンターの下に設置できる引出し3段のキャビネットを製作しました。外側の「箱」ものは集成材と底板は破風用の杉板の残りをダボ継ぎで使用。引出し用の箱は適当な材料がなく1X6のSPF材をホームセンターで購入して製作しました。SPF材は反りがあったりでなかなかピッタリとした箱は作れませんでしたが・・・(-_-;)。

完成した引出し3段のキャビネット

引出し用に使用したスライドレールは[スガツネ]の3618 シリーズの400㎜長のものです。耐荷重も25kgfで十分です。ネットで1ペア671円程で3ペア購入(輸送代は900円かかりましたがCPは十分だと感じま)。

スガツネ 3618-400

墨だしを行い”外箱”にレールを取り付け

引出しの箱は1X6材、底板は5.5㎜のファルカタ合板を使用。SPF材は板の裏面(板裏)を外側にして使用していますがほとんどのものが少し反り返っており、スライドレール取付間隔調整のためレール取付部分(中央部分)をリーマーで1~2㎜程切削して調整しました。

引出しを取り付け

引出しの前板は同じ1x6材を幅に合わせて継ぎ合わせて使用しました。取手も2X4材からL字形状に丸鋸で加工し取り付けています。一寸飛び出し量が大きいですが・・。
ガスボンベの隣に設置。キャスタ付きなのでボンベ交換などの作業時には移動可能。

小物などの収納が可能となり一寸スッキリしました



2025年4月7日月曜日

丸鋸ブレーキ不調・・修理

使用している丸鋸のブレーキが最近不調となり、スイッチを切っても惰性でチップソーが回転し続けるようになってしまいました。さらに起動しないような時もありました。
ネットで情報調べると沢山事例があり、原因の1位はスイッチ不良、次はカーボンブラシの摩耗でした。

普段使用しているHITACHI製の丸鋸

定格銘板をみると2011年製です

まずはスイッチを疑い、調べることにしました。取っ手部分のプラスチックカバーのネジを外してスイッチ部分を引き出しました。


取っ手部に取り付けられているトリガースイッチ

FUJISOkU(現在はNidec)製 SGEL115F-4

トリガースイッチには4端子(3番に2っの共通端子)あり、スイッチ上部に端子の接続図が印刷されていました。端子1-2はノーマルクローズでスイッチを押した状態でオフとなり、今度は端子3-2が接続状態になります。負荷側に接続されている2番の端子の接続を一旦外して、端子1-2間、2-3間をそれぞれテスターで確認した所正常に動作していることが確認できました。負荷側にもテスターで若干の抵抗値を確認できたのでコイルの断線も無いようです。
スイッチはどうやらシロのようなのでカーボンブラシを交換してみることにしました。取説で型番を確認し近くの電動工具を扱っている店でカーボンブラシを探し、ホコリまみれになっているものを発見。(使用している丸鋸は既に14年程前の製品となりブラシの型番は最近のものとは違うようです)値段は450円ほどでした。

箱の側面に型番:999-003と記載されていました

取り出したカーボンブラシです。左が今回購入した未使用品。取り出したものは少し摩耗していますがまだ長さは十分あるように見えます。(取説では使用限界が5mmと記載されていました)ただスプリング部分が”溶着”したかのように短く(縮む)なっており接触が不十分となっているように思われます。

カーボンブラシ(左未使用品)

両極(2か所)のカーボンブラシを交換し、動作確認したところ正常に動作するようになり修理完了です。
以前ケーブルを切断してしまい、ケーブル修理のために取っ手部分のカバーを外したことがあります。修理後ネジ締めにインパクトドライバーを使用してネジの一か所のネジ山を壊してしまい1本はネジが効いていません(-_-;)。
今回は慎重に手回しのドライバーでネジ締めしました・・・・・